コーナーセンサーのメリット

車両感覚を鍛える

 

 

カーセンサーは便利なものですが、あまりそれに頼ってばかりいると運転技術がいつまでたっても上達しません。運転技術をあげることはクルマを安全に運転するために必要です。

 

特に、車両感覚を身に付けることは、クルマを運転する上で大切なことです。ある程度の訓練をすることで車両感覚は身に付きますので、コーナーセンサーに頼る前に、最低限の車両感覚を覚えておいて下さい。ここでは、窓から見た白線の見え方を確認することによって車両感覚を身に付けていきます。

 

はじめは窓枠に目印を付けておいてもよいですが、その見え方は姿勢や座席の位置によっても変わりますので注意して下さい。広い駐車場などで他のクルマがあまりないときなどに行なって下さい。先ずは車両の左側の感覚を身に付けます。左ミラーを見ながら車体と左の白線が隣り合うまで、クルマを左の白線に寄せます。そして前を見て、運転席から前の窓の下枠と左側の白線との交じわる点の位置を確認し、その位置を覚えます。

 

次に車両の右側の感覚を身に付けます。今度は右ミラーをみながら車体と右の白線が隣り合うまで、クルマを右の白線に寄せます。そして前を見て運転席から窓の下枠と右側の白線との交じわる点の位置がどのように見えるか確認して覚えます。

 

これらを繰り返していくことで車幅感覚が身につきます。これは普段乗らないクルマに乗るときも有効です。