駐車する時の注意
駐車場にクルマを入れる時はなるべくバックしながら行って下さい。これは、駐車場から出るときにスムーズに出やすいという理由だけではないのです。前方からクルマを駐車場へ入れしてしまうと、駐車場を出るときにはバックをしながら出ることになります。この時ハンドルを切ると外輪差によって自分のクルマの前部分が隣のクルマへと接近していきます。
そのままぶつけることは出来ませんので、ハンドルはそれほど切れなくなります。その結果、あまり角度のない状態で駐車場を出ることになってしまいます。そうなると、特に狭い駐車場などでは出るのが非常に難しくなってしまいます。最悪の場合は脱出が出来なくなることもあるでしょう。
バックで入れておけば、出る時はクルマがいない所で外輪差を多く出すことができます。そういうわけで、駐車場車にはバックで入れた方が良いといえるのです。しかし、どうしても前方からしか駐車場に入れることが出来ない場合もあるでしょう。この場合はバックで駐車場を出るしかありません。このときに役立つのが、クルマのフロントにあるカーセンサーです。
バックする時には自動的にバックセンサーが働くようになるものがほとんどですが、この場合に注意するのはクルマのフロント部分です。コーナーセンサーをリア部分にしか付けない人も多いですが、フロントのコーナーセンサーも大事なのです。