コーナーセンサーとは
クルマの運転に関して、多くの女性が苦労しているものとして、自分のクルマの前後左右の大きさの感覚が分からないことや、障害物との距離感を把握できないことなどがあります。
すべてに当てはまる訳ではありませんが、これには女性特有の理由があるようです。ある生物学的な研究の結果からすると、女性は男性よりも距離を把握することが苦手らしいのです。そういうわけで、車庫入れや幅寄せが上手く出来ない女性が数多くいることは、生物学上仕方がないことであるとも云えるのです。
そうは言っても、クルマを運転する場合に距離を把握することは大切なことです。もちろん訓練することで距離感をつかめるようにすることは可能ですが、クルマの装備によってそれを補うことも考えてよいと思います。
例えば、「コーナーポール」は、最も距離を把握しにくいとされる、クルマの左前方の隅を知るのに便利なものです。フロントバンパーの左隅に装着するポールで、これを目安にして前のクルマや障害物との距離感を目測することが出来ます。
ポールの先端が光りますので、夜間でも安心できます。このコーナーポールをさらに発展させたのが、「コーナーセンサー」です。コーナーセンサーはクルマの四隅に付けた音波センサーによって、他のクルマや障害物との距離を計測してくれる、大変便利なものなのです。